東寺

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東寺

京都のシンボル五重塔に南大門と聞けば、あ、「東寺」!とひらめく人は多いはず。
しかし平安建都の際に建立された寺院であり、後に空海による真言密教の根本道場として栄えた・・・・というルーツを知らない人も結構いるのでは?
そうした歴史を実感するには、知識はなくともまずは足を運ぶことをお勧めしたい。
中でも一番目に焼き付けて来てほしいのが、講堂にあるある「立体曼茶羅」。空海の「経文で分からない人には、姿・形で見てもらいましょう」という考えの下、約1200年も前になされた、いわば曼茶羅の3D化度重なる火災を経てきた「東寺」の中で、当時の姿のまま残っていることに、思わず感謝したくなるほどの大迫力がアナタを待っている。その超画期的な試みを目の前にすれば、肌に直接、空海の重いが届くこと間違いない。

東寺の見所
平安京鎮護の寺として建立。正式名は「教王護国寺」。弘仁14年(823)、天皇から空海に与えられ、真言密教の根本道場として栄えた。伽藍は幾度も焼失したが、南北に直線に並ぶ伽藍配置&規模は平安時代のままの姿。日本最高の五重塔、講堂の21体の立体曼茶羅の迫力は他を圧倒する。

東寺のイケメン仏
講堂の大日如来たちを守護する四天王のリーダーとして、梵天坐像と共に不動の人気を誇るイケメン仏帝釈天半跏像(たいしゃくてんはんかぞう)。戦闘の神インドラが祖と言われるだけに、右手に独鈷杵(とっこしょ)を持ち、白象にまたがるその雄姿にハートを射抜かれる人続出。
密教像の特徴とされる額の第3の目もチャームポイント。

東寺と空海
教科書で見るだけじゃ分からないでしょ、ありがた~い空海上人の心遣いにより実現した、異色の曼茶羅三次元化。
総数21体のうち、密教世界を司る大日如来の分身が15体、それを守護する四天王6体で構成。15体といっても、人間らしい「菩薩部」、穏やかな「如来部」、そして憤怒の「明王部」と各々個性的。
仏たちがこれほど至近距離で見られるとあってその存在感は圧倒的。

東寺の薬師如来
金堂の「薬師如来坐像」は、両脇に控える日光&月光菩薩とともに重要文化財。高さ3Mもの大きさはもちろん、注目したいのは如来像の足下。
十二神将と呼ばれる12名の守護者が、下から如来を支えているのだ。
薬片手に処方するドクターも看護士の支えあってこそ、ってこと?

東寺と四天王
多聞天をはじめとする四天王は、意外と知られていないが食堂にも。見た目が真っ黒なのは昭和5年の火災で腕や足が焼け落ち、炭化した状態に樹脂加工がなされているからで、当時の悲惨さを偲ばせる。足下で踏まれているのは天邪鬼。修復予定なので見たい人は急いで。

東寺の南大門
五重塔と共に京都を象徴する南大門。一見地味に見えるが、よく見てみるとかえるまたにウサギの模様などいたるところに細かな装飾が施され、古式正しく立てられた他の門とは違う雰囲気・・・。というのも、慶長6年(1601)に健立された「三十三間堂」の西門を、明治以降移築したから。他の門では見られない。華やかな桃山建築が楽しめると言うわけだ。

東寺と彫り師の遊び心
過去4回の焼失をものともせず、日本最高の55mを誇る東寺の五重塔。現在の建物は寛永21年(1644)に徳川家光により寄進された。
一層目の軒下には彫り師の遊び心で施された天邪鬼が4体鎮座。留守番して改心せよ、という戒めを受けている姿だという。

参考になるサイト
東寺【日本の世界遺産】

東寺Toji
南区九条町1 ℡075-691-3325
拝観時間 8:30AM~5:30PM
9月20~3月19日は~4:30PM
拝観 一般500円
(観智院他は+各500円)

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